今年6月、神奈川県横浜市在住の草柳俊二氏(高知工科大学名誉教授、東京都市大学客員教授)より、ご自身が制作された「いろは丸模型(1/50スケール)」を当館にご寄贈いただきました。
「いろは丸」は、幕末動乱の慶応2年(1866)大洲藩が購入した蒸気船で、その後土佐藩の坂本龍馬率いる海援隊に貸し出されますが、慶応3年(1867)4月紀州藩の蒸気船「明光丸」と衝突し、鞆の浦沖で沈没した船です。
この模型は、さまざまな資料、図面やデータなどを基に精密に制作されており、当時のいろは丸の姿を知ることができます。ぜひご家族連れでご覧ください。

いろは丸
船体全長:48.9m
船体幅:5.8m
エンジン:蒸気2サイクル
50馬力
スクリュー推進
総トン数:208トン

展示場所:4階展示室
開館時間:9:00~17:00
休 館 日:月曜日
(月曜日が祝日の場合は翌日)
入館無料