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企画展「長浜の今昔物語」開催中

 肱川の河口に位置する長浜は、 江戸時代より喜多郡唯一の湊町として、 多くの船が出入りし、 物資の集積地だけでなく、 藩の屋敷が置かれるなど大洲藩にとって重要な拠点としての役割を果たしてきました。今年、 人々の足として親しまれた国鉄と、 現在も長浜の人々に愛されている長浜大橋が開通して90年を迎えました。 現役で稼働する最古の道路可動橋 「長浜大橋」 は、 今では大洲市のシンボル的存在となり、重要な観光資源として多くの観光客が訪れています。

 当企画展では、 江戸時代大洲藩の湊町として繁栄した長浜と、 近代以降の発展の歴史について紹介するほか、 国鉄や長浜大橋の開通に尽力した西村兵太郎の功績についても紹介いたします。

会期

令和7年7月15日(火)~9月15日(月)

場所

大洲市立博物館4階展示室(愛媛県大洲市中村618-1)

開館時間

9:00~17:00

休館日

月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

※7/22、7/28、8/4、8/12、8/18、8/25、9/1,9/8

展示内容

【第1章】湊町長浜の誕生と発展

 江戸時代における町の整備から産業の発展について

 主な展示資料:長浜惣絵図、大洲藩船復元模型、駒手丸船おろしの図、長浜新湊図、萬覚帳(長浜町会所記録)など

 

【第2章】繁栄する喜多郡の玄関口

 明治以降、喜多郡唯一の湊町として発展を遂げた長浜。港、鉄道、橋梁の整備から当時の長浜の繁栄について

 主な展示資料:長浜波戸修繕願、大阪商船瀬戸内海航路図、愛媛鉄道時刻表、伊予風土記など

 

 

【第3章】今も慕われる長浜の先哲 西村兵太郎

 愛媛鉄道や国鉄延伸の誘致、長浜大橋の建設など長浜の発展に尽力した西村兵太郎について

 主な展示資料:西村兵太郎ブロンズ像、長浜水族館ポスター、西村兵太郎銅像寄付募集、長浜大橋模型

関連事業

【展示説明会】 8月3日(日曜日)、31日(日曜日) 午後1時30分~

 

【長浜町歩き】 8月24日(日曜日) 午前10時~

          地図を片手に長浜の町を散策します。

          ※事前に博物館へお申し込みください。